パートさんとコミュニケーションをとるのは楽しいし、そのことで現場が良くなることがうれしいです。
及川 誉斗
もともと料理人として働いてきた経歴を持つ彼は、他のしごとも経験してみたいと仕事を探していまし。たまたまノア・ビルサービスの社員の方と知り合いだったこともあり、面接を経て入社することに。清掃業務の管理スタッフとして、お客様とパートさんの架け橋として日々活動を行っています。
パートさんの話を聞くことが大切!
以前とはまったく畑違いの仕事に最初は不安もあったそう。「最初は事務系の仕事と思っていたので、自分にできるか不安でしたね。正直地味な印象を持っていたし、黙々とパソコンで作業する仕事なのかなと」。しかし、そういった印象はすぐに取り払われたそう。最も重要な業務は、清掃現場で働くパートさんとのコミュニケーションをとることや、取引先の方とのやりとり。
「もともとおばあちゃん子だったからでしょうか。パートさんは高齢の方も多いのですが、年齢が離れていることで話題に困ることもないですし、みんな孫みたいな感じで話してくれるので、とってもありがたいです。単純に話をしていて楽しく、この仕事に出会えてよかったなと思っています」と前向きに仕事に取り組んでいます。
パートさんとともに現場を育て、より良い仕事環境を作ります。
「ただ仕事の指導をするのではなく、他愛もない世間話をしたり、時には愚痴を聞いてあげるのも大切な仕事のひとつと捉えています」。パートさんとコミュニケーションをとり、働きやすい現場をつくること。そしてその結果、お客様から「きれいになったね!」と言ってもらえることが何よりもうれしいと話していました。
このように現場を育てていくことは、この仕事の醍醐味といえます。「新規案件として新築の建物の清掃業務を請けたことがあります。8名のパートスタッフを新規採用したのですが、ほとんどの人が未経験でした。ほとんどゼロスタートというなかで、1か月間付きっきりで一から指導をして、みんなが水準以上の働きができるようになったのは自分自身としても自信になっています」と本人にとって、大きな成功体験となったと思います。
もっと現場を任せてもらえるようになることが目標!
こうした活躍が実を結び、入社2年目からは後輩社員が付き、彼には主任としてさらなる期待をしています。「後輩に指導するという経験はこれまであまりないのですが、分かりやすく伝えることはもちろん、言葉だけでなく行動で示すように心がけています。掃除の方法や現場での振る舞いなど、自分が手本となり、行動で伝えていきたいです」。
自分自身が伸ばしていきたい能力として「理解力」と答えてくれました。「相手が伝えたいことをいかに理解するかが大切だと思っています。現場で活躍するのはパートさんなので、まずはパートさんの信頼を得て、働きやすい環境を作りたい」。また、上司から信頼をしてもらって、もっと現場を任せてもらえるようになりたいと話してくれました。